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ゴム引き

ゴムびき
名詞-の形容詞
1
標準
rubber-coated
文例 · 用例
雨にぬれた緑のどてのこっちをゴム引きの青泥いろのマントがゆっくりゆっくり行くといふのは実にこれはつらいことなのです。
宮沢賢治 『春と修羅』補遺 青空文庫
うっかりすると辷り倒れそうなゴム引きの床の半分は美事な絨毯が敷いてある。
夢野久作 あやかしの鼓 青空文庫
十口坊駄句りて曰く、次の馬車待つ山驛の秋しめり 裸男は傘をさゝぬつもりにて、ゴム引きのマントを被りたるが、古びたる事とて、雨漏る。
大町桂月 上州沼田より日光へ 青空文庫
これはラバー(ゴム引き)の試験と漆塗料の研究をやっています。
小林多喜二 工場細胞 青空文庫
右の手には美術家が冠るような縁の広い空色羅紗の中折帽に、その頃はまだ流行らなかった黒|皮革の飾紐を巻いたのを提げて、左手には水のようなゴム引き羽二重の雨外套とキッドの白手袋と、小さな新聞紙包を抱えながら、しなやかな不動の姿勢ともいうべき姿で立っている。
夢野久作 暗黒公使 青空文庫
私はすっかり服装を改めて、対の大島の上にゴム引きの外套を纏い、ざぶん、ざぶんと、甲斐絹張りの洋傘に、滝の如くたたきつける雨の中を戸外へ出た。
谷崎潤一郎 秘密 青空文庫
手術の後で傷を石炭酸、液状樹脂、パラフィンで浸した8重のガーゼで覆い、ガーゼの層の間にはマッキントッシュ(*ゴム引き防水布)を入れ、保護のために全体を蝋引きのタフタで覆った。
伝記による医学史 偉大な医師たち 青空文庫
――それらは古い箱膳や、椀や、箸、おはち、下駄、足駄、傘、ゴム底の足袋、古いゴム長靴、ゴム引きの雨外套に、ゴム引きの雨天用帽子、などといった類であるが、その中には三、四十本の杉の割箸がめだっていた。
山本周五郎 季節のない街 青空文庫
作例 · 標準
ゴム引きの布で作られた合羽は、完全防水なので大雨の日の作業に頼もしい。
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表面にゴム引き加工がされた手袋を使えば、重い荷物も滑らずに持てる。
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昔の軍服や鞄には、防水性を高めるためにゴム引きが施されていた。
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ゴム引き(ゴムびき) — 幻辞.com