蜂矢
ほうし
名詞
標準
文例 · 用例
申しおくれたが、わたしは探偵|蜂矢十六という者である。
— 海野十三 『金属人間』 青空文庫
その筋では、どういう考えがあったものか、この事件の捜査をこれまでどおり検察当局の手でつづけるとともに、それと平行して、私立探偵の蜂矢十六に捜査を依頼したのであった。
— 海野十三 『金属人間』 青空文庫
しかし検察係官の中には、蜂矢十六を認めている人が、かなりある。
— 海野十三 『金属人間』 青空文庫
それは小杉二郎という、ことし十四歳になる天才探偵児であって、この少年がいるために、蜂矢はずいぶんあぶない羽目から助かったり、難事件をとくカギをひろってもらったりしている。
— 海野十三 『金属人間』 青空文庫
しかし蜂矢探偵は、めったにこの少年とともに外をあるかない。
— 海野十三 『金属人間』 青空文庫
これは蜂矢探偵の考えによるもので、べつべつにはなれていたほうが、おたがいの危険のときに助けあうこともできるし、また事件の対象を両方からながめるから、ひとりで見たときよりも、正しく観察することができるというのであった。
— 海野十三 『金属人間』 青空文庫
さて蜂矢十六は、この事件のこれまでのあらましを、長戸検事の部屋で、検事からひと通り聞いた。
— 海野十三 『金属人間』 青空文庫
検事は人格の高い人であったから、自分たちの失敗やら、とくことのできなかったことを、つつまずにすべて蜂矢につたえた。
— 海野十三 『金属人間』 青空文庫