真鴨
まがも異読 マガモ
名詞
標準
mallard (Anas platyrhynchos)
文例 · 用例
第二十九 鴨飯 は真鴨か小鴨の肉を細かく切って生のまま桜飯へ混ぜて炊きます。
— 秋の巻 『食道楽』 青空文庫
明日の朝|真鴨を二羽届けろって電話を掛けてよこしたんです」「それはいつ」「大晦日の……、いや元日朝の二時頃だったんで」 幸田は座敷の方へ振向くと、ジロリと酒月と眼を見合わせる。
— 久生十蘭 『魔都』 青空文庫
塘松の梢に今朝降った雪が消え残り、木枯に吹きよせられた真鴨が三羽、薄氷の上で羽づくろいをしている。
— 久生十蘭 『ボニン島物語』 青空文庫
いつもの漁をする人が洲のさきから葦のなかを舟を曳いてきたのできいたら水のなかに立ったままふりかえって山を見ながら「いつも今ごろはもう妙高に雪がくるのですけれど そうすればきますが おととい貝をとりにいったら琵琶が崎の入江に真鴨が十羽ほどと鴛鴦もいました」という。
— 中勘助 『島守』 青空文庫
五 あくる日になりますと、男の子はお父さまがもうかへるか、もうかへるかと思ひながら、いちんち戸口に立つて待つてゐました。
— 鈴木三重吉 『星の女』 青空文庫
あたたかいお日さまがもう見られなくなるからです。
— LITTLE TINY OR THUMBELINA 『おやゆび姫』 青空文庫
おはまがもしおとよさんのしぐさを知ったら大騒ぎであったろうけれど、とうとうおはまはそれを知らなかった。
— 伊藤左千夫 『隣の嫁』 青空文庫
でも神さまがもつて来たんぢやねえぞ。
— 鈴木三重吉 『乞食の子』 青空文庫
作例 · 標準
湖畔には、数羽の真鴨が悠々と泳いでいた。
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子供たちは、水辺に現れた真鴨の親子に歓声を上げた。
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公園の池で、立派な冠羽を持つ真鴨のオスを見かけた。
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