気を悪くする
きをわるくする
表現動詞-サ変-する
標準
to take offense (at)
文例 · 用例
私には別にさした後悔もなかったが、知った人びとの誰彼がそうしたことを聞けばさぞ陰気になり気を悪くするだろうとそのことばかり思っていた。
— 梶井基次郎 『冬の蠅』 青空文庫
」「あなた、気を悪くするかも知れないの。
— ――夫婦哲学―― 『花嫁の訂正』 青空文庫
しかし、それは兎も角として、武助さんにこんな風に反対されては、話をしはじめた人は、気を悪くするだらう。
— 新美南吉 『良寛物語 手毬と鉢の子』 青空文庫
さすがの佐伯もそんな部屋にいてはますます病気を悪くするばかりだとチリチリ焦躁を感じていたらしかったが、ほかのアパートや部屋へ移ろうとしない。
— 織田作之助 『道』 青空文庫
己は女房にどうかして夫が冷澹だと思わせまい、疎まれるように感ぜさせまいとしているのに、却って己が内にいる時の方が不機嫌だとすると、丁度薬を飲ませて病気を悪くするようなものである。
— 森鴎外 『雁』 青空文庫
ですが、その点を問いだたしてみても、気を悪くするので、その話題をやめるしかありませんでした。
— THE RESIDENT PATIENT 『患者兼同居人』 青空文庫
」「かえって、お気を悪くするといけませんわ。
— 菊池寛 『第二の接吻』 青空文庫
聞くと却って気を悪くするから。
— 菊池寛 『真珠夫人』 青空文庫