正気の沙汰ではない
しょうきのさたではない
表現形容詞
標準
crazy
文例 · 用例
思えば正気の沙汰ではない。
— 織田作之助 『アド・バルーン』 青空文庫
「親も親なら、娘も娘だ」 どちらも正気の沙汰ではないと、礼子はむしろ呆れかえった。
— 織田作之助 『道なき道』 青空文庫
それは、正気の沙汰ではない。
— 海野十三 『地球要塞』 青空文庫
それでももう充分、正気の沙汰ではない上に、これは内密のことであるが、或る青年をそそのかして、いろいろ非常識な悪事を行わせ、その気持をこまかくきいて、何かの研究の材料にしてるということである。
— 豊島与志雄 『椎の木』 青空文庫
彼方の中甲板をみると、約半数は、すでに気を失って、海賊たちの屍骸に折重って斃れ、あとの半数は、わずかに手足を動かして藻掻いているが、もう正気の沙汰ではない。
— 寺島柾史 『怪奇人造島』 青空文庫
勿論叔父の文章も正気の沙汰ではないのである。
— 坂口安吾 『狼園』 青空文庫
二人組の言うこと、為すこと正気の沙汰ではないから、「どうだい。
— 坂口安吾 『わが精神の周囲』 青空文庫
ローリイは、正気の沙汰ではないと思ったでしょう。
— LITTLE WOMEN 『若草物語』 青空文庫
作例 · 標準
「会社を辞めて無計画に海外へ移住するなんて、正気の沙汰ではない!」と父に怒鳴られた。
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これほど物価が高騰している時期に、わざわざ借金をして高級車を買うのは正気の沙汰ではない。
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断崖絶壁の上に家を建てるような計画は、素人の私から見ても正気の沙汰ではないと思えた。
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