蛔虫
かいちゅう
名詞
標準
文例 · 用例
稚厠の上に 抱へられてた、すると尻から 蛔虫が下がつた。
— 亡き児文也の霊に捧ぐ 『在りし日の歌』 青空文庫
その蛔虫が、稚厠の浅瀬で動くので動くので、私は吃驚しちまつた。
— 亡き児文也の霊に捧ぐ 『在りし日の歌』 青空文庫
捲けども/\尾が頭に届かない蛔虫のような広告塔の灯。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
捲けども捲けども尾が頭に届かない蛔虫のような広告塔の灯。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
かねがね蛔虫を湧かしていたのである。
— 織田作之助 『放浪』 青空文庫
かね/″\蛔虫を湧かしていたのである。
— 織田作之助 『放浪』 青空文庫
人の腹の中が好いの悪いのと注文を云って居る絛虫や蛔虫のようなケチなものではない。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
そして、その上には、瘠せた蛔虫のような形、…………………………………………………。
— 小栗虫太郎 『オフェリヤ殺し』 青空文庫