虱
しらみ異読 しし・シラミ
名詞多音語
標準
louse (esp. a sucking louse)
文例 · 用例
『虱や、ご生だからたからないでおくれ、私にしつつこくしないでおくれ、おまへはほんとに不愉快だ』そして痒いところへ手をやらうともしなかつた。
— ―人魚詩社の人たちに與ふ― 『諷詩』 青空文庫
黒眼鏡をかけたスパイは、スパイとして使ひものにならないのと同樣に、所謂「詩人らしい」虚榮のヒステリズムは、文學の不潔な虱だとさへ思つてゐた。
— 太宰治 『郷愁』 青空文庫
残っていた連中も、虱つぶしに引っ張られた。
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
そうした例としては『諸国咄』中の水泳の達人の話、蚤虱の曲芸の話、また「力なしの大仏」の色々の条項を挙げることが出来る。
— 寺田寅彦 『西鶴と科学』 青空文庫
虱がわいたとかで、つむりをくりくりとバリカンで刈ってしもうた頭つきが、いたずらそうに見えていっそう親の目にかわゆい。
— 伊藤左千夫 『奈々子』 青空文庫
おやじは、また、郭進才の場合のように呉の床箆子の附近をさがしまわって、破った、虱のいる肌着が一枚丸めて放ってあるのをつまみ上げ、舌打ちをした。
— 黒島伝治 『国境』 青空文庫
彼は、軍隊の到着以来、小山が、気に喰わない工人達に、虱つぶしに、リンチを加えるのを目撃していた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
虱は温か味が伝わるに従って、皮膚をごそ/\とかけずりまわった。
— 黒島傳治 『前哨』 青空文庫
作例 · 標準
ペットの体に虱がいないか、注意深く確認した。
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衛生状態の悪い場所では、虱が発生しやすい。
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昔は虱の被害に悩む人が多かったと聞く。
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