イソップ物語
イソップものがたり
名詞
標準
Aesop's Fables
文例 · 用例
即ち例えば、ソクラテスが韻文修辞の練習として、獄中で書いたと言われるイソップ物語の押韻訳や、アリストテレスが書いたと言われる、同じ押韻の哲学論理や、或は我が国等によく見る道徳処世の教訓歌、学生が地理歴史の諳記に便する和歌等のものである。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
例えばソクラテスが獄中で書いたイソップ物語の韻文訳や、アリストテレスが書いた韻文の論理学やは、形式上に於て確かに音律本位であり、文字通りの正しい韻文であるけれども、吾人はこれを詩と呼ぶべく躊躇する。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
しかしながらその場合にも、もしソクラテスが真にイソップ物語に感激し、それを主観の感情によって書いたならば、それは単に形式の韻文であるのみでなく、本質においても真の叙事詩で有り得たろう。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
直接には直接の理由が有らうが、間接には粉面|涅歯の公卿共がイソップ物語の屋根の上の羊みたやうにして居たからだ。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
第一に小学児童が熟知った亀と兎の競争の話について述べよう、これは『イソップ物語』に出たものだ。
— 兎に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
イソップ物語はきょうに生きつづける。
— 宮本百合子 『動物愛護デー』 青空文庫
第一の寓話―― イソップ物語の中のもので、兎と亀の競争として世界的に有名である。
— 豊島与志雄 『文学以前』 青空文庫
子供の劇団がイソップ物語をやっております。
— 一九三四年(昭和九年) 『獄中への手紙』 青空文庫
作例 · 標準
子供の頃、寝る前に母が読んでくれた『イソップ物語』は、今でも心に残っている。
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小学校の道徳の授業で、『イソップ物語』の「嘘をつく羊飼い」を題材に、正直さの大切さを学んだ。
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『イソップ物語』に収められている「アリとキリギリス」の話は、勤勉の重要性を説く教訓として有名だ。
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彼のその場しのぎの言い訳は、まるで『イソップ物語』の登場人物のようで、誰も信用しなかった。
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