画論
がろん
名詞
標準
treatise on painting
文例 · 用例
美術学校の帰りにむす子は友達と、ときどきモナミへ来て、元気な画論なぞした。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
彼は自然現象中より芸術の力によって美の抽象ということに画論を立てていますが、基礎にはカントの美学が影響を持っているようです。
— 岡本かの子 『母子叙情』 青空文庫
当時我々は印象派に関する画論や、歴史を好んで読み、又一方からは、上田敏氏が活動せられた時代で、その翻訳などからの影響で、巴里の美術家や詩人などの生活を空想し、そのまねをして見たかつたのだつた。
— 木下杢太郎 『パンの会の回想』 青空文庫
」若い記者がしきりに映画論をやっているのを見ると、必ずそんな意味のいやがらせを言った。
— 織田作之助 『青春の逆説』 青空文庫
秋になれば、本当に寝てゐたやうな画家たちも、急に蘇生した人間のやうに、にはかにうろ/\と大道を歩き出し、展覧会場をねり歩き、互に夢見たことを語り合ふかのやうに、新しい画論や色彩について構図について力について、感激し憤怒し興奮して、喧しく語り合ふのであった。
— 素木しづ 『秋は淋しい』 青空文庫
武者絵の場合その人物の手が、たつたいま血を洗ひ落してきたといつた描き方許りを指して、武者絵の定石的なものだといふ解釈の仕方のなかには、少しも画論的意味は成り立たないのである。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
今見れば何でもない拙い画であるが、好奇心から評判になると同時に道学先生の物議を醸し、一時論壇は裸体画論を盛んに戦わして甲論乙駁暫らくは止まなかった。
— 内田魯庵 『美妙斎美妙』 青空文庫
美妙自身もまた幼稚な裸体画論を主張して、議論が盛んになればなるほど「蝴蝶」の挿画が益々評判となって、知るも知らざるも皆裸蝴蝶を喧伝した。
— 内田魯庵 『美妙斎美妙』 青空文庫
作例 · 標準
その画論は江戸時代の絵画の様式を詳しく分析している。
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彼は有名な画論を読み、深く感銘を受けた。
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大学の講義で、東洋の画論について学んだ。
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