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法華堂

ほっけどう
名詞
1
標準
文例 · 用例
源氏は夕顔の四十九日の法要をそっと叡山の法華堂で行なわせることにした。
夕顔 源氏物語 青空文庫
東大寺の大仏、同じく銅燈籠扉のレリーフ、法華堂(三月堂)の諸仏像、当麻寺の諸像、法隆寺の九面観音像、その他、優にエヂプト、ギリシャの彫刻にも匹敵するものが多いのである。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
建築に於ても、東大寺の法華堂、法隆寺|東院の夢殿、新薬師寺、正倉院その他が、当時の俤を伝へてゐる。
菊池寛 二千六百年史抄 青空文庫
高知市の北になった法華堂と云う山の方から飛んで来る陰火は、新しいおろしたての草履の裏に唾を吐いて、それで「法華堂の陰火よう」と、云って招くと陰火は見えていてもいなくても必ず傍へ来て燃えた。
田中貢太郎 青空文庫
その陰火は法華堂のあたりで大事な手紙を無くして斬られた飛脚の魂で、今にその手紙を尋ねているので、「状がここにあるぞう」と、云って呼んでも来るのであった。
田中貢太郎 青空文庫
宝治元年の六月、前将軍|頼経を立てようとして事|覚れ、討手のために敗られて、一族共に法華堂で自害した三浦|若狭守泰村という人の名なぞも出て来た。
第一部上 夜明け前 青空文庫
法華堂、常行堂が左右にあって中央は通路を跨いで橋が掛かり、これを潜って中堂がありました。
上野戦争当時のことなど 幕末維新懐古談 青空文庫
その鄰りに常夜燈と書いた灯を両側に立て連ね、斜に路地の奥深く、南無妙法蓮華経の赤い提灯をつるした堂と、満願稲荷とかいた祠があって、法華堂の方からカチカチカチと木魚を叩く音が聞える。
永井荷風 寺じまの記 青空文庫
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法華堂(ほっけどう)とは、法華三昧堂の略称で天台宗の法華三昧の行を行う仏堂をさす。

出典: 法華堂 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0