幻辞.com

是非無い

ぜひない
形容詞
1
標準
unavoidable
文例 · 用例
社會が覺醒せぬ間は是非無い事であるが、先天的病弱者は慥に社會から誤つた待遇を受けて居る。
幸田露伴 努力論 青空文庫
抱いて戻って、介抱をしたあとを、里へ……人橋かけるじゃあなし、山男そっくりの力ですから、裸おんぶであっためながら、家へお送りはしたそうですが、それがもとでお亡くなりは、どうもぜひない事でしたわね。
――(前題――楊弓) ピストルの使い方 青空文庫
お父様がほんとうにいてくだすったら、この人たちの遠い未来まではわからないとしても、さしあたっては何の引け目もなしにどこへでもお出しになっただろうがね」 と尚侍が言いだしたために、めいった空気に満ちてきたのもぜひないことである。
竹河 源氏物語 青空文庫
あの変事も、記録やぶりの大吹雪も、共に青髪山の魔神のたたりだといううわさが、その後その地方にひろがったのも、ぜひないことであったろう。
海野十三 雪魔 青空文庫
まあもう少し時機をお見合せなさいましということであったから、大尽にはそのことを言わないで置いてありましたけれども、ここに鰡八大尽と道庵先生とが、表向いて相争わなければならない事情が出来たのは、ぜひないことと申すより外はありません。
道庵と鰡八の巻 大菩薩峠 青空文庫
そうでなくてさえたまらない、このお喋り坊主の長広舌が、湯の温かさにつれて、とめどもなく溶けて流れ出すのは、ぜひないことです。
勿来の巻 大菩薩峠 青空文庫
そこで、誰も米友を相手にする者のなくなったのもぜひないこと。
流転の巻 大菩薩峠 青空文庫
斎八と源太夫は、顔見あわせて、やや口を濁しかけたが、ぜひないように、「太鼓櫓のうえにおられました」 と、つつみなく答えた。
吉川英治 黒田如水 青空文庫
作例 · 標準
交通渋滞に巻き込まれ、待ち合わせに遅れるのは是非ないことだった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
突然の豪雨で、試合が中止になったのは是非ないことだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼の急な転勤は、会社命令なので是非ない決断だった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
是非無い(ぜひない) — 幻辞.com