後ろ傷
うしろきず
名詞
標準
文例 · 用例
可哀さうに、後ろ傷で往生しちや綱の野郎も浮ばれめえ。
— 美女を洗ひ出す 『錢形平次捕物控』 青空文庫
可哀想に、後ろ傷で往生しちゃ綱の野郎も浮ばれめえ。
— 美女を洗い出す 『銭形平次捕物控』 青空文庫
死骸の背には二太刀ほど、大きな後ろ傷が負わせてある。
— 吉川英治 『御鷹』 青空文庫
七 まだ癒えきらない後ろ傷の身に鎧甲を着けて、周瑜は剛気にも馬にとびのり、自身、数百騎をひきいて陣外へ出て行った。
— 望蜀の巻 『三国志』 青空文庫
笑止や武士には第一の恥辱たる後傷をだッとその背に浴びて、声もなくどったりとそこにうっ伏しました。
— 後の旗本退屈男 『旗本退屈男 第三話』 青空文庫
その後傷はたいへん良くなった。
— アルセーヌ・ルパン 『奇巌城』 青空文庫