幻辞.com

背徳者

はいとくしゃ
名詞
1
標準
文例 · 用例
時の所謂『道徳家』たちは彼等を、ごろつきの背徳者として罵り、いやいまだって上品ぶった正人君子たちは彼等の行状には顰蹙しているのです。
太宰治 惜別 青空文庫
当時、こんな『背徳者』のような態度でもとらない事には、礼の思想を持ちこたえる事が出来なかったのです。
太宰治 惜別 青空文庫
そうして信じている者は、『背徳者』となって竹藪に逃げ込み、ごろつきのように大酒を飲んだのです。
太宰治 惜別 青空文庫
なんらかの意味で、いずれも、世の中から背徳者の折紙をつけられていた。
燭をともして昼を継がむ。 花燭 青空文庫
なんらかの素因で等しく世に敗れ、廃人よ、背徳者よとゆび指され、そうしてかれより貧しい人たちは、水の低きにつくが如く、大挙してかれの身のまわりにへばりついた。
燭をともして昼を継がむ。 花燭 青空文庫
先生のいう愛の道徳の裁きの上では、自分は背徳者であり罪人である。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
宜なる哉、縲絏の辱めを受けて獄中にあるや、同志よりは背徳者として擯斥せられ、牢獄の役員にも嗤笑せられて、やがて公判開廷の時ある壮士のために傷つけられぬ。
福田英子 妾の半生涯 青空文庫
17 背徳者 クリストの母、美しいマリアはクリストには必しも母ではなかつた。
芥川龍之介 西方の人 青空文庫
ウィキペディア

日本のポストパンク・バンド。英語表記は"HAITOKUSHA"。 1982年リーダのZAZA により結成された。

出典: 背徳者 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0