野豚
のぶた
名詞
標準
文例 · 用例
藪地のなかで、豹にやられるらしい小野豚の声もした。
— 有尾人 『人外魔境』 青空文庫
豺が咆え、野豚が啼く熱林のなか――。
— 天母峰 『人外魔境』 青空文庫
あれまあお前さま、まるで野豚のように、背中から脇腹が泥だらけじゃありませんかね、何処でそんなにお汚しなすったので?
— または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊 『死せる魂』 青空文庫
それと並んで、花や、果物や、切り割った西瓜や、野豚の頭や、倒さに吊りさげた鴨を描いた大きな黝んだ油絵が壁の半ばを占領している。
— または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊 『死せる魂』 青空文庫
「へつ、この中にやあ、野豚がまるまる一匹入つてゐるよ!
— VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI 『ディカーニカ近郷夜話 後篇』 青空文庫
おい、まるまる一匹の野豚だとよ!
— VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI 『ディカーニカ近郷夜話 後篇』 青空文庫
「どうでい、この馬鹿女めが、野豚だなんて吐かしやあがつて!
— VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI 『ディカーニカ近郷夜話 後篇』 青空文庫
こんな野豚があるけえ!
— VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI 『ディカーニカ近郷夜話 後篇』 青空文庫