結び目
むすびめ
名詞頻度ランク #35690 · 青空 439 例
標準
knot
文例 · 用例
靴屋の安売――運動靴に、平常靴に、雪靴に、金と赤のイヴニングシューズまで寄せて一円五十銭也と括りの紐の結び目に正札で下って居ます。
— 岡本かの子 『伯林の降誕祭』 青空文庫
私は萱の葉の混んだ所から無理にのぞいて見ましたら二人ともメリケン粉の袋のようなものを小わきにかかえてその口の結び目を立ったまま解いているのでした。
— 宮沢賢治 『二人の役人』 青空文庫
すると太田ミサコは、ソファに片脚あげて、ストッキングを結んだ華美な薔薇の花模様の結び目をゆるめると、「いくら破廉恥でも淫売婦の逢い曳じゃないのよ。
— 吉行エイスケ 『女百貨店』 青空文庫
」タネリは、さびしそうにひとりでつぶやきながら、そこらの枯れた草穂をつかんで、あちこちに四つ、結び目をこしらえて、やっと安心したように、また藤の蔓をすこし口に入れてあるきだしました。
— 宮沢賢治 『タネリはたしかにいちにち噛んでいたようだった』 青空文庫
このようにして、前句と後句とは言わばそれぞれが錯綜した網の二つの結び目のようなものである。
— 寺田寅彦 『連句雑俎』 青空文庫
それで俳句の作者はこれら季題の一つを提供するだけで、共同作者たる読者の連想の網目の一つの結び目を捕えることになる。
— 寺田寅彦 『俳諧の本質的概論』 青空文庫
しかしこの結び目に連絡する糸の数は無限にたくさんある。
— 寺田寅彦 『俳諧の本質的概論』 青空文庫
そのうちで特にある一つの糸を力強く振動させるためには、もう一つの結び目をつかまえて来て、二つの結び目の間に張られた弦線を弾じなければならない。
— 寺田寅彦 『俳諧の本質的概論』 青空文庫
作例 · 標準
糸の結び目が指先に当たって、裁縫をしている間ずっと気になって仕方がなかった。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
途中でほどけないように、結び目を二重にしてから体重をかけて固く締め上げた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
複雑に絡まってしまった人間関係の結び目を解きほぐすには、忍耐強い対話が必要だ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
ウィキペディア
結び目(むすびめ)とは、一般に紐や糸を結び合わせたところ、結んで作った瘤(こぶ)のことである。
出典: 結び目 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0