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辺十

へんじゅう
名詞
1
標準
文例 · 用例
当麻の物では、外陣左辺十三段のはじめにある。
折口信夫 山越しの阿弥陀像の画因 青空文庫
次が砂田慶之助、続いて江原次三郎、渡辺十兵衛と、四人が四人とも初太刀で竹刀をとばされてしまった。
山本周五郎 改訂御定法 青空文庫
師範の淵辺十左衛門が「それまで」と宣告したので、決勝には至らなかったが、しかしその一本は、紛れのないもので、つまり、彼は第一位の成績をあげたのであった。
山本周五郎 花も刀も 青空文庫
師範の淵辺十左衛門は常陸の出で、笠間の近くに家があり、妻子はそっちに住んでいた。
山本周五郎 花も刀も 青空文庫
辺十左衛門は居間で茶をのんでいた。
山本周五郎 花も刀も 青空文庫
師範の淵辺十左衛門も勝ちみはないかもしれない。
山本周五郎 花も刀も 青空文庫
そこへ納屋孝之助と、淵辺十左衛門が出て来た。
山本周五郎 花も刀も 青空文庫
「みんな、なりわいだ、こいつを忘れるな」と、幹太郎は呟いた、「淵辺十左がおれを逐いだしたのも、おれのあみだした手が自分の流儀の邪魔になるからだ、これ以上おれの腕があがったら、自分がやってゆけなくなると思ったからだ」 みんな、それぞれが生きてゆくためだ。
山本周五郎 花も刀も 青空文庫