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ずり込む

ずりこむ
動詞-五段-マ行動詞-自動詞
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標準
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文例 · 用例
結局して、自分は一個の廃人にすぎないだらうといふことが、厭らしい必然感で、私の心を墓穴の底にひきずり込む
萩原朔太郎 病床生活からの一発見 青空文庫
とある六畳へのめずり込むと、蒲団も待たず、半股引の薄汚れたので大胡坐。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
そこへたどり着いた途端、若者はふたりの連れをつかんで、影のなかへ引きずり込む
A STUDY IN SCARLET 緋のエチュード 青空文庫
いい事にして、同勢がのめずり込む、臭いの汚いの、煩いのって――近頃まで私は、煩って寝る時というと、その夢を見たんです。
泉鏡花 卵塔場の天女 青空文庫
いつぞや抗議を持込んで来た婦人たちが腹癒せの仕返しらしく、それからといふもの毎日のやうにムーアが仕事を始めると、それをきつかけに、隣の室からオルガンが単調な、懶い音を壁一重こちらにまでもひきずり込むので、これにはさすがに強情なムーアも少なからず閉口させられたといふことだ。
薄田泣菫 独楽園 青空文庫
だが私達のサークル活動が、工場・農村のメーデー行進へ性急にひきずり込むためにのみなされて、広汎なサークル活動をおろそかにするようなことがあっては、勿論絶対にいけない。
宮本百合子 メーデーに備えろ 青空文庫
この作品一つでどうなるというほど強烈なものではないけれども、横光に見るような主観的な高邁への憧憬にしろ「ひかげの花」の地につくばった生き方にしろ、宗教的なものにずり込む可能性は多分にある。
宮本百合子 一九三四年度におけるブルジョア文学の動向 青空文庫
只今も申しまする通り夜分になれば伯父の目さえ除ければ憚るものはないんでげすから、お若さんも伊之助も好事にして引きいれる、のめずり込むというような訳になって……伊之助は大抵お若さんのとこを塒にしておりました。
三遊亭圓朝 根岸お行の松 因果塚の由来 青空文庫
作例 · 標準
寒さに耐えきれず、暖かい布団の中にずり込むようにして入った。
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彼は狭い隙間を見つけると、猫のように器用にずり込んでいった。
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泥沼の中に、車輪がじわじわとずり込んでいく。
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ずり込む(ずりこむ) — 幻辞.com