下がり
さがり異読 サガリ
名詞頻度ランク #7012 · 青空 85 例
標準
fall
文例 · 用例
片側の大名邸の高い土堤の上に茂り重なる萩青芒の上から、芭蕉の広葉が大わらわに道へ差し出て、街燈の下まで垂れ下がり、風の夜は大きな黒い影が道一杯にゆれる。
— 寺田寅彦 『やもり物語』 青空文庫
ヘルマン教授は胡麻塩の長髪を後ろへ撫でつけていて、いつも七つ下がりのフロックを着ていたが、講義の言語はこの先生がいちばん分りやすくて楽であった。
— 寺田寅彦 『ベルリン大学(1909-1910)』 青空文庫
水平に持って歩いていた網を前下がりに取り直し、少し中腰になったまま小刻みの駆け足で走り出した。
— 寺田寅彦 『鴫突き』 青空文庫
手水鉢を座敷のまん中で取り落として洪水を起こしたり、火燵のお下がりを入れて寝て蒲団から畳まで径一尺ほどの焼け穴をこしらえた事もあった。
— 寺田寅彦 『どんぐり』 青空文庫
一体、海の面はどこでも一昼夜に二度ずつ上がり下がりをするもので、それを潮の満干と云います。
— 寺田寅彦 『瀬戸内海の潮と潮流』 青空文庫
午後の海軟風(土佐ではマゼという)が衰えてやがて無風状態になると、気温は実際下がり始めていても人の感じる暑さは次第に増して来る。
— 寺田寅彦 『夕凪と夕風』 青空文庫
纒いしは袷一枚、裾は短かく襤褸下がり濡れしままわずかに脛を隠せり。
— 国木田独歩 『源おじ』 青空文庫
大きい炭取りくらいの大きさの竹かごを棒切れの先に引っかけたのを肩にかついで、跛を引き歩きながら「丸葉柳は、山オコゼは」と、少し舌のもつれるような低音で尻下がりのアクセントで呼びありくのであった。
— 寺田寅彦 『物売りの声』 青空文庫
作例 · 標準
壁から垂れ下がったツタの「下がり」が美しい。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
株価の「下がり」が止まらない状況だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼女の話し方の「下がり」が、少し気になった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
標準
string apron
作例 · 標準
神棚に供えられたお神酒の「下がり」をいただいた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
着物の帯の下がりの部分が、とてもおしゃれだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
吊るし飾りの「下がり」が風に揺れている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
標準
food offering to the gods
作例 · 標準
祭りの後、神仏に供えた「下がり」を皆で分かち合った。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
お下がりの品々は、大切に使わせていただきます。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
神様からの「下がり」をいただくことで、ご利益があると信じられている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
標準
leaving (one's master's place for home)
作例 · 標準
修行を終え、師の元から「下がり」を許された。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼は主君からの暇をもらい、「下がり」となった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
この件については、一度「下がり」を願い出て検討したい。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
標準
a little after ...
作例 · 標準
夕食の「下がり」の時間に、彼は家に戻った。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
午後3時の「下がり」頃に、雨が降り始めた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
夏休みも終わりに近づき、残りの日数の「下がり」を数えている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
標準
sagari
作例 · 標準
舞妓さんの髪飾りの「下がり」が優雅に揺れている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
この絵には、滝の「下がり」が力強く描かれている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
釣り糸の「下がり」が、魚の当たりを知らせてくれた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash