女風
じょふう
名詞
標準
brothel catering for females
文例 · 用例
歌麿の『風俗三段娘』は、上品之部、中品之部、下品之部の三段に分れているが、当時の婦女風俗を上流、中流、下流の三に分って描いている。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
それを女風情の眼でけがされたとあってはもう献上もできない。
— 織田作之助 『螢』 青空文庫
「女風情が稽古場に出入りするかッ」 といった見幕で一気に撃退してしまった。
— 夢野久作 『梅津只圓翁伝』 青空文庫
さみしい好みの水浅葱の縮緬に、蘆の葉をあしらって、淡黄の肉色に影を見せ、蛍の首筋を、ちらちらと紅く染めた蹴出しの色が、雨をさそうか、葉裏を冷く、颯と通る処女風に、蘆も蛍も薄に映って、露ながら白い素足。
— 泉鏡花 『白花の朝顔』 青空文庫
宴会のあった時、出ていた芸妓が加茂川さんちょいとと言ったら、売女風情が御前を捉えて加茂川さん、朋友でも呼ぶように失礼だ、と言って、そのまま座敷を構われた位な勢よ。
— 泉鏡花 『三枚続』 青空文庫
鄙吝でもあったろうが、鄙吝よりは下女風情に甘く嘗められてはという難かし屋の理窟屋の腹の虫が承知しないのだ。
— 内田魯庵 『八犬伝談余』 青空文庫
実は女風情の言う通りになるのがこの際、少々|業腹ではあったが、自動車に乗り込むと同時に気が変って、狭苦しい迷宮じみた下六番町あたりの暗闇を自動車でマゴマゴするよりも、解り易い丸の内倶楽部へアッサリと乗付けたい気持になったからであった。
— 夢野久作 『少女地獄』 青空文庫
国中仕置相改可然儀者大方致吟味、国司江申入置申候、前々女性巫女風俗□多候故、巫女の偽に不惑様にと如斯御座候、今少相改度儀御座候へ共、国中に同心の者無御座、悲歎之事に候、知我者北方に一両公御座候事。
— 伊波普猷 『ユタの歴史的研究』 青空文庫
作例 · 標準
その独特な「女風」の店は、男性客だけでなく女性客にも人気があった。
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彼女は、かつて祖母が経営していたという、当時の「女風」について語った。
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「女風」という言葉は、現代ではあまり使われなくなっている。
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