秋霜
しゅうそう異読 あきしも
名詞
標準
autumn frost
文例 · 用例
実に秋霜烈日の如き威光であった。
— 夢野久作 『梅津只圓翁伝』 青空文庫
少し仏法臭を帯びては居るが、秋霜烈日の如き遺言である。
— 菊池寛 『四条畷の戦』 青空文庫
そこには秋霜のごとく犯しがたき威厳が伴った。
— 菊池寛 『忠直卿行状記』 青空文庫
行けい」 秋霜烈日とした声だった。
— 佐々木味津三 『老中の眼鏡』 青空文庫
或は却つて一段の秋霜烈日の嚴を増したのではないかと思つた。
— 石川啄木 『雲は天才である』 青空文庫
或は却つて一段秋霜烈日の厳を増したのではないかと思つた。
— 石川啄木 『雲は天才である』 青空文庫
俳句|季寄の書には秋霜の題を設くといへども、その作例は殆んど見るなし。
— 正岡子規 『俳諧大要』 青空文庫
だから浜尾君をよく知らないものは、彼から春風駘蕩たるものを感ずるよりは、秋霜烈々たるものを感ずる事が多かったらしい。
— 甲賀三郎 『徹底的な浜尾君』 青空文庫
作例 · 標準
冷え込んだ朝、庭の草木に降りた秋霜が朝日を浴びてキラキラと輝いている。
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秋霜が降りるようになると、いよいよ冬の足音がすぐそこまで来ていることを実感する。
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農家の人々は、予期せぬ早い秋霜で収穫前の野菜が傷まないか気が気ではない。
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標準
harshness
作例 · 標準
彼の秋霜のような冷徹な態度は、会議室の空気を一瞬にして凍りつかせた。
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若き日の師匠は秋霜のごとき厳しさで、弟子たちに一切の妥協を許さなかった。
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秋霜をもって自らを律し、常に高い倫理観を持って職務にあたることを誓った。
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標準
white hair
作例 · 標準
鏡を見ると、いつの間にかこめかみに秋霜が混じっており、時の流れを感じずにはいられない。
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苦労を重ねてきた祖母の髪は、今では美しい秋霜のような純白に変わっている。
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その老紳士の秋霜を頂いた頭は、知性と品格を象徴しているかのように見えた。
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標準
sharp sword
作例 · 標準
名工の手によるその刀は、鞘から抜くと秋霜を思わせる鋭い輝きを放っていた。
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秋霜のごとき名剣の一振りで、目の前の竹林が真っ二つに切り裂かれた。
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古道具屋の隅で見つけた錆びた刀だったが、研ぎ澄ませば秋霜の鋭さが戻るだろうか。
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