茶巾
ちゃきん
名詞
標準
tea cloth
文例 · 用例
一体茶人といふものは(馬越氏は自分で茶人だと思つてゐる)大黒様の頭巾を拾つても、それを神様に返さうとはしないで、直ぐ茶巾に仕立直したがるもので、馬越氏もその例に洩れず、この金ぴかな革を茶室一杯に敷いて茶でも立てたらなあと思つた。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
それから牛乳を入れたマッシ、寒天の寄せ物、米利堅粉と玉子を入た蒸物、お芋のフライ、繊に截った煮物、食後のお菓子で茶巾絞りなんぞがよろしゅうございましょう」妻君「そんなに色々なお料理|方がありますか。
— 春の巻 『食道楽』 青空文庫
茶巾絞りはお団子の位な大きさに茶巾で絞るのです。
— 春の巻 『食道楽』 青空文庫
○茶巾絞りの上に碾茶を交ぜたる芋を引筒にて押出しかけると体裁よき菓子となる。
— 春の巻 『食道楽』 青空文庫
妻君は下女に命じて品々を持出さしめ「大原さん、それが茶巾絞りといってお芋のお菓子です。
— 春の巻 『食道楽』 青空文庫
お芋もちょっと手を入れて、茶巾しぼりにして与えれば、いいおやつになるんだがと、これまた思うばかり。
— 永井隆 『この子を残して』 青空文庫
ビクターの岡見物、茶巾ずしを一箱届けられる。
— 昭和十二年 『古川ロッパ昭和日記』 青空文庫
その間に、茶巾をもって、主客の小さい煎茶茶碗を拭う。
— 第三分冊 『新書太閤記』 青空文庫
作例 · 標準
茶碗を清めるため、新しい茶巾を用意する。
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茶巾を水で湿らせ、茶道の作法通りに畳んだ。
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使い古した茶巾は、手拭きとして再利用している。
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ウィキペディア
茶巾(ちゃきん)とは、茶道の点前の途中などで茶碗を拭くために使う布である。水屋七拭の筆頭。受汚とも書く。
出典: 茶巾 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0