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蒲柳

ほりゅう
名詞
1
標準
purple willow
文例 · 用例
」 白皙蒲柳の質に似ず、越中国立山、剣ヶ|峰の雪を、先頭第四十|何人目かに手鈎に掛けた、登山においては、江戸の消防夫ほどの侠勢のある、この博士の言を信ずると、成程、夕立雲が立籠めたのでもなさゝうで、山嶽の趣きは墨染の法衣を襲ねて、肩に紫の濃い袈裟した、大聖僧の態がないでもない。
泉鏡太郎 十和田湖 青空文庫
」 上外套を着ながら、なお蒲柳の見える、中脊の男が答える。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
」「お見受け申しました処でも、ちっと蒲柳なさり過ぎますて。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
絹セルの単衣、水色|縮緬の帯を背後に結んだ、中背の、見るから蒲柳の姿に似ないで、眉も眦もきりりとした、その癖|口許の愛くるしいのが、パナマの帽子を無造作に頂いて、絹の手巾の雪のような白いのを、泥に染めて、何か包んだものを提げている。
泉鏡花 黒百合 青空文庫
蒲柳纖弱、羅綺にだも勝へ難し。
泉鏡太郎 唐模樣 青空文庫
繊弱い婦だ、然も蒲柳の質です。
泉鏡太郎 神鑿 青空文庫
横顔を一拳、拉げよと撲りつけて、威丈高になって、「来い、」 蒲柳の公子は生れて以来、かばかりの恥辱を与えられたことをかつて覚えぬ。
泉鏡花 湯島詣 青空文庫
蒲柳の質である彼は、いつの間にか肺を侵されていたのである。
菊池寛 仇討禁止令 青空文庫
作例 · 標準
春になると、蒲柳の若葉が芽吹き、川辺を彩る。
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蒲柳の木陰で、旅人たちが休憩をとっていた。
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彼は、蒲柳の枝を使って籠を編むのが得意だった。
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2
標準
infirmity
作例 · 標準
彼は、幼い頃から蒲柳の質で、病気がちだった。
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祖父は年老いて蒲柳の身となり、外出もままならなくなった。
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彼の蒲柳ぶりは、周囲の人々を心配させた。
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