騾馬
ラバ異読 らば
名詞頻度ランク #37412 · 青空 123 例
標準
mule
文例 · 用例
「それは好いが、先生自分で鞭を持って、ひゅあひゅあしょあしょあとかなんとか云って、ぬかるみ道を前進しようとしたところが、騾馬やら、驢馬やら、ちっぽけな牛やらが、ちっとも言うことを聞かないで、綱がこんがらかって、高粱の切株だらけの畑中に立往生をしたのは、滑稽だったね。
— 森鴎外 『鼠坂』 青空文庫
君だの、あの騾馬を手に入れて喜んだ司令官の爺いさんなんぞは、仙人だと思ったよ。
— 森鴎外 『鼠坂』 青空文庫
おづおづとその瞳をみひらくわたしの死んだ騾馬、わたしを乘せた騾馬――記憶。
— 山村暮鳥 『聖三稜玻璃』 青空文庫
(重い頭腦の上の水甕をいたはらねばならない)わたしの騾馬は後方の丘の十字架に繋がれてゐる。
— 山村暮鳥 『聖三稜玻璃』 青空文庫
仲間の八人と、騾馬をひく馬夫とがまず飯を食った。
— 池北偶談 『中国怪奇小説集』 青空文庫
どこやらで騾馬の啼く声もきこえた。
— 岡本綺堂 『明治劇談 ランプの下にて』 青空文庫
七 蛙と騾馬と 前回に蛙の話を書いた折に、ふと満洲の蛙を思い出した。
— 岡本綺堂 『二階から』 青空文庫
十余年前、満洲の戦地で聴いた動物の声で、私の耳の底に最も鮮かに残っているのは、蛙と騾馬との声であった。
— 岡本綺堂 『二階から』 青空文庫
作例 · 標準
険しい山道に荷物を運び上げるため、地元の人々は足腰の強い騾馬を重宝している。
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ドキュメンタリー番組で、南米のアンデス山脈を騾馬に乗って越える旅行者の姿を見た。
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昔の農村では、馬とロバの交雑種である騾馬が農作業の頼もしい相棒として活躍していた。
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