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迎え火

むかえび
名詞
1
標準
welcoming fire for returning spirits (on the first night of the Bon festival)
文例 · 用例
こよいは、イギリスの或る女流作家の傑作、『迎え火』という劇詩を演出して御覧にいれまする。
太宰治 新ハムレット 青空文庫
あれは、あたしの迎え火です。
太宰治 新ハムレット 青空文庫
李陵はすぐに附近の葦に迎え火を放たしめて、かろうじてこれを防いだ。
中島敦 李陵 青空文庫
十三日の夜には迎え火が家々でたかれる。
田山花袋 田舎教師 青空文庫
清三の家では、その日父親が古河に行ってまだ帰って来なかったので、母親は一人でさびしそうに入り口にうずくまって、績がらを集めて形ばかりの迎え火をした。
田山花袋 田舎教師 青空文庫
とにかく迎え火だの先祖の霊がもどってくるなぞという怪談じみた行事は敬遠いたしましょうという桐生の気風はアッパレで、陰にこもったことは一切やりたがらない代りに、お祭とくると目がないのである。
坂口安吾 桐生通信 青空文庫
これは迎え火というものでもなく、また送り火というものでもありますまい。
めいろの巻 大菩薩峠 青空文庫
七月十二日迎え火を焚きながらすっかり聞き分けのない田舎っ子になってしまっている真与太郎へ、「お前も今年は五つだから、少しは物心もつく時分だが」とまことの父は自分でなく、菱川重信という立派なお人で、どうかそのお父さまの仇磯貝浪江を討って下されと涙ながらに正介が説いて聞かせている。
「怪談牡丹燈籠」「江島屋騒動」「怪談乳房榎」「文七元結」「真景累ヶ淵」について 我が圓朝研究 青空文庫
作例 · 標準
お盆の夜には、ご先祖様を迎えるための迎え火が焚かれる。
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迎え火の炎が、夏の夜空を静かに照らしていた。
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家族みんなで迎え火を焚き、ご先祖様の霊をお迎えした。
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