逸り立つ
はやりたつ
動詞
標準
文例 · 用例
麟太郎は軍事取り扱かいという重大の役目を持っていたが強硬なる非戦論の主謀者として逸り立つ旗本八万騎を鎮撫しなければならなかった。
— 国枝史郎 『開運の鼓』 青空文庫
正直、一刻もはやく、弟信孝にもおくれぬよう、中国の戦陣に立ちたい武者心が逸り立つのみであります――と。
— 第七分冊 『新書太閤記』 青空文庫
この上は、韓当とそれがしとで、あの一万だけでも、殲滅してくれねば気がすまん」 周泰が地だんだ踏んでいうと、陸遜はそれすら抑えて、「いや、もう三日待ち給え」 と、鞭をあげて、あらぬ方角を指しながら、あえて、逸り立つふたりの言は、耳にもいれなかった。
— 出師の巻 『三国志』 青空文庫