新家
しんけ
名詞
標準
文例 · 用例
その間に彼等の新家庭を営むべき Tofts(Little Baddow における邸宅の名)の工事を監督するため毎週二、三度は新郎新婦|駒を並べて出かけて行った。
— 寺田寅彦 『レーリー卿(Lord Rayleigh)』 青空文庫
僕の家は、まあ、若夫婦二人きりの、謂わば、まあ、新家庭だ。
— 太宰治 『春の盗賊』 青空文庫
あたし聴いてあげますよ」 すると雛妓は殆ど生娘の様子に還り、もじもじしていたが、「奥さんにお目にかかってから、また、いろいろな雑誌の口絵の花嫁や新家庭の写真を見たりしてあたし今に堅気のお嫁さんになり度くなったの。
— 岡本かの子 『雛妓』 青空文庫
主人はそこに出来た博物館の頼まれ仕事で、私はまた、そこの学校へ赴任している主人の弟子の若い教師の新家庭を見舞うために。
— 岡本かの子 『東海道五十三次』 青空文庫
この役を引受けたのが百瀬の新家の息子の啓司で、ネクタイ無しの半ズボンで下駄を穿き、二連銃を擬して森のような大木の梢に向って頻りに発砲しています。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
文吉が帰りかけると老人は利く方の手を挙げて人差指を振り、「ぶんち、向う新家へ行くか。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
いゝか」 老人が言うまでもなく文吉は本家を出た足でわたくしを急き立てゝ新家の百瀬の店へ行くのでした。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
人々の話を綜合し、多少はわたくしの観察も加えました本家と新家との関係はざっと次のようでございます。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
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新家(しんけ)公家の格式の一つ。本項にて解説。 1884年(明治17年)の華族令によって、華族になる資格を得て成立した家のこと。旧大名・旧公家を除いた家々のことであり、特に明治維新で活躍した元勲の家とその後の国家への功労によって華族に加えられた家を指す。新華族参照。
出典: 新家 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0