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悋気

りんき
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
jealousy
文例 · 用例
悋気といういまわしい言葉に絶えずおびやかされながら、ひそ/\声でお君をのゝしるのだった。
織田作之助 青空文庫
かねて、こんな時にこそ焼きもちを焼いてもらうために望んでめとった女房ではあったが、さて、実際こんな工合いに騒がしく悋気を起されてみると、あまりいい気持のものでない。
太宰治 新釈諸国噺 青空文庫
養父母の気にいられようと思って、悋気の強い女房こそ所望でございます、などと分別顔して言い出したばかりに、これは、とんでもない事になった、と今はひそかに後悔した。
太宰治 新釈諸国噺 青空文庫
こなた、その戻りに衣川の宿場を通ってうっかり、夜明しの茶屋などに寄って往くまいものでもなし――』源兵衛『あきれた悋気おんなだ。
岡本かの子 取返し物語 青空文庫
「よっぽど悋気深い女だよ」と、妻は僕に陰口を言ったが、「奥さん、奥さん」と言われていれば、さほど憎くもない様子だ。
岩野泡鳴 耽溺 青空文庫
この先の辰さんの家で、ほほほほほ」 いくらか法界悋気もまじって女房はこんな秘密までもべらべらしゃべった。
鷹のゆくえ 半七捕物帳 青空文庫
そんな女ですから、前の男の元吉に未練もなく、元吉の方でもそのあとを追いまわすこともなく、その方はおたがいに忘れてしまって、なんにも面倒はなかったんですが、ただ面倒なのは今の主人の其月で、これがなかなか悋気ぶかい男。
冬の金魚 半七捕物帳 青空文庫
御心配でせう」「私は悋気で言ふ訳ぢやない、本当に旦那の身を思つて心配を為るのですよ、敵手が悪いからねえ」 思ひ直せども貫一が腑には落ちざるなりけり。
尾崎紅葉 金色夜叉 青空文庫
作例 · 標準
夫が会社の同僚と親しげに話しているのを見て、つい悋気を起こしてしまった。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
「あら、そんなことで悋気なんて、あなたも可愛らしいところがあるのね。」
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彼は恋人の些細な行動にすぐ悋気を燃やすので、付き合うのが少し大変だ。
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