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祗役

祗役
名詞
1
標準
文例 · 用例
「這次は寛斎崎に祗役して帰途茶山の留守に一泊、山陽と邂逅致申候。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
「送小野士遠還福山」として、其五六に「祗役添詩興、躋勝酬素情」と云つてある。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
義髄は、伊勢、大和の方から泉州を経めぐり、そこに潜伏中の宮和田胤影を訪い、大坂にある岩崎|長世、および高山、河口らの旧友と会見し、それから京都に出て、直ちに白河家に参候し神祇伯資訓卿に謁し祗役の上申をしてその聴許を得、同家の地方用人を命ぜられた。
第一部下 夜明け前 青空文庫
翌年春水の祗役して江戸に在るや、襄屡※書を広島より寄せて父の消息を問ふ、書中往々其詩を載す。
山路愛山 頼襄を論ず 青空文庫
柳湾は幕府の郡代田口五郎左衛門の手代となり飛騨出羽その他の地に祗役し文化九年頃より目白台に隠棲し詩賦|灌園に余生を送った。
永井荷風 下谷叢話 青空文庫
蘆洲は某組の与力であるので、あたかもこの年京師に祗役し五月に至って江戸に帰った。
永井荷風 下谷叢話 青空文庫