地腫れ
じばれ
名詞動詞-サ変
標準
swelling (around a wound)
文例 · 用例
もう幾日も前から、肛門の痛みは気にしていたし、熱も少しは出ていたのであったが、見たところにわかに痔瘻とも判断できぬほど、やや地腫れのした、ぷつりとした小さな腫物であった。
— 徳田秋声 『仮装人物』 青空文庫
紫色の唇を押しあげて、黄色い縞のある反っ歯が見え、鼻の両側の溝には腫物が出来て、そこら一体に赤く地腫れさせている。
— 宮本百合子 『貧しき人々の群』 青空文庫
目許は彼の父親ソックリで地腫れがしていたが、これはわたしも知っている。
— 魯迅 『故郷』 青空文庫
昨日から傷に熱を持って、足の甲は樽柿のように地腫れがしていた。
— 火の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
「……余りな仕打ちに」 と、杜興は今――紫いろに地腫れした顔の火照りを抱えながら、李応、楊雄、石秀の前に、哭いて、そのくやしさを語るのだった。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
作例 · 標準
転んで打った足が赤く腫れ上がり、地腫れがひどいので念のため病院へ行くことにした。
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「蜂に刺された場所が地腫れしてきたので、保冷剤で冷やして様子を見ています」
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深い切り傷の周りが熱を持ち、地腫れが広がっているのは、細菌感染を起こしている証拠だ。
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