あ痛
あいた異読 アイタ・あいたっ・アイタッ
感動詞
標準
ouch
文例 · 用例
泣くたって一体お父さんたちは、まだ僕の近くに居るだろうか、ああ痛い痛い。
— 宮沢賢治 『二十六夜』 青空文庫
「あ痛いまあ」といって片手で痛みを押えながらも、延び上って西山さんを見ようとした。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
』と轟大尉は顏を顰めたが、負けぬ氣の大尉、何程の事やあらんと同じく毛脛を現はして、一押押したが、『あ痛た、たゝゝゝ。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
さあ、大へん、みんな、「あ痛っ、あ痛っ。
— 宮沢賢治 『カイロ団長』 青空文庫
と励ませば、八蔵はようように、脾腹を抱えて起上り、「あ痛、あ痛。
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
これに気を得て勇をなし、二人の書生は腕を叩き拳を揮うて躍懸れば、撲たれぬ前に、「あ痛、」「お痛。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
」 悩める婦人は顔も得上げず、病苦に声も切れ切れにて、「あ痛、あ痛々々、冷えましたせいか差込みまして……」「ふむ、持病の癪か。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
」と車夫の吉造、不意に飛込んで、婦人の髻鷲掴みにしてぐいと引けば、顔をしかめて、「あ痛、つつつつつ」と拳に手を懸け、「無体な、何をするんだねえ。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
作例 · 標準
ドアに指を挟んであ痛と声を上げた。
転んでこすった膝がかゆくてあ痛と声を出した。
注射針の痛みにあ痛と反応した。
歯が痛くてあ痛と唸った。