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聚繖

聚繖
名詞
1
標準
文例 · 用例
それは Cyme すなわち聚繖花序であった。
牧野富太郎 植物一日一題 青空文庫
これすなわち茶の花の花序が明かに聚繖花序であるという大切な発見である。
牧野富太郎 植物一日一題 青空文庫
茶の花は十月、十一月に咲くのだが、そのとき茶の樹に眼を注いでみると往々正しく整形せられた聚繖花序に逢着することはなにも珍らしいことではないが、なぜ世の多くの学者が今までこれに気がつかずに見逃がしていたかじつに不思議千万である。
牧野富太郎 植物一日一題 青空文庫
ところが茶の花はその不発育に原因して茶樹上単梗花になっているものが無数にあるが、しかし中にまじって花梗に枝をうち、はっきりした聚繖花序をなしているものに出逢うことはそう珍らしいことではない。
牧野富太郎 植物一日一題 青空文庫
この花梗に分枝していないものを見ては誰でもそれが聚繖花序であることには気がつくまいが、花梗をよくよく注意して検してみると、梗の途中に一つの節がある。
牧野富太郎 植物一日一題 青空文庫
茶にこの聚繖花序の現われるのはまことにこの上もない貴重なかつ大切な事実で、これはこの茶の属、すなわち Thea 属をして近縁のツバキ属すなわち Camellia 属と識別する主要な標徴であることは確かに銘記に値する。
牧野富太郎 植物一日一題 青空文庫
すなわち常に無梗の単生花を出すツバキ属、そして時々聚繖花を出すチャ属とは自然にその間に一目瞭然たる不可侵の境界線を画するものである。
牧野富太郎 植物一日一題 青空文庫
茶樹に聚繖花序の出現することは私の発言するまでは誰も知らなかった。
牧野富太郎 植物一日一題 青空文庫