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応作

おうさく
名詞
1
標準
文例 · 用例
チューインガムの流行常用によってその歯噛みの動作の反応作用から日本人が生理的並びに心理的にだんだんアメリカ人のようなものに接近して行くというようなことはあり得ないものか。
寺田寅彦 チューインガム 青空文庫
従ってこの場の芸術的権能も、作曲家と振付家に委ぬべきは勿論の事ではあるが、これ等の芸術によって仕活かすところの宗教的思想――或は宗教的アトモスフィーヤ――に就いて一応作家の意図を述べて、これにたずさわるべき芸術家諸氏の参考に供し、なお俳優諸氏の演技上の便宜にしたく思う。
岡本かの子 阿難と呪術師の娘 青空文庫
そして、これは、われわれにとって、きわめてだいじな必要な感応作用であるかもしれない。
寺田寅彦 柿の種 青空文庫
これは二つの画面の接触作用によって観客の心に生ずる反応作用をその自然のリズムに従って誘導して行くのである。
寺田寅彦 映画芸術 青空文庫
そうしてこれに次いでいろいろさまざまな幼時の記憶が不可解な感応作用で呼び出されるのである。
寺田寅彦 試験管 青空文庫
転地・湯治・海水浴等は、その土地の状態・温泉成分・海潮の刺激等が有効であるだけでなく、環境の変化ということが直ちに人の環境に対する自然な対応作用を開始させて、そしてその為に張る気が生じ、張る気が生じると同時に病気や疲労困憊を我が身心から去らせるのである。
幸田露伴 努力論(現代訳) 青空文庫
電光朝露応作如是観だ。
夢野久作 超人鬚野博士 青空文庫
……これは電気学的に説明が出来るんじゃ、感応作用、相互誘導作用、じゃよ――、つまり考える、ということによって脳に一種の電流が生じる、これに感応して相手の脳髄に電流が誘起されるのが以心伝心という現象なんじゃ。
蘭郁二郎 白金神経の少女 青空文庫