不養生
ふようじょう
形容動詞名詞
標準
neglect of health
文例 · 用例
紺屋の白袴、医者の不養生ということもあるが、物理の学徒等が日常お互いに自由に話し合う場合の用語には存外合理的でないものが多数にあって、問題の「速度のはやい」などもその一例である。
— 寺田寅彦 『随筆難』 青空文庫
若い時分に大酒をのんで無茶な不養生をすれば頭やからだを痛めて年取ってから難儀することは明白でも、そうして自分にまいた種の収穫時に後悔しない人はまれである。
— 寺田寅彦 『災難雑考』 青空文庫
その後偶然にたいへんに親切で上手でぐあいのいい歯医者が見つかってそれからはずっとその人にやっかいになって来たが、先天的の悪い素質と後天的不養生との総決算で次第にかんで食えるものの範囲が狭くなって来た。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
」 心のさびしさが不養生をさせ、その結果がさびしさを増していたのである。
— 寺田寅彦 『亮の追憶』 青空文庫
きのうは、お雑煮を食べたり、お屠蘇を飲んだり、ちょいちょい起きて不養生をしていましたね。
— 太宰治 『ろまん燈籠』 青空文庫
)、その実私は非常に臆病で決して不養生なんてしなかつた。
— 牧野信一 『妄想患者』 青空文庫
医者の不養生というほどでもなかったろうが、平生頑健な上に右眼を失ってもさして不自由しなかったので、一つはその頃は碌な町医者がなかったからであろう、碌な手当もしないで棄て置いたらしい。
— 内田魯庵 『八犬伝談余』 青空文庫
ツイこの頃の大阪の柳屋の目録にも紅葉の不養生訓という自筆の原稿が載っておる。
— ――尾崎紅葉―― 『硯友社の勃興と道程』 青空文庫
作例 · 標準
若い頃の不養生がたたって、五十歳を過ぎた途端に様々な生活習慣病の症状が現れ始めた。
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毎晩のように深夜まで酒を飲み歩く不養生な生活を続けていれば、肝臓を壊すのは目に見えている。
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医者である彼自身が、睡眠不足と偏食という不養生を極めたような生活を送っているのは皮肉な話だ。
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