割り木
わりき
名詞
標準
split firewood
文例 · 用例
隼人は杉の割り木で、楔を十ばかり作ると、それを両の袂に入れて立ちあがった。
— 山本周五郎 『ちくしょう谷』 青空文庫
さて、さむい国からきた学者は、年は若いし、りこうな人でしたが、でもまる一日、にえたぎっているおかまの中にすわっているようで、これにはまったくよわりきって、げっそりやせてしまいました。
— SKYGGEN 『影』 青空文庫
人あまた、はかなげにそともながめて石のごと店店に青みすわりき。
— 北原白秋 『第二邪宗門』 青空文庫
とても、いたわりきれるものでない。
— 太宰治 『パンドラの匣』 青空文庫
それから後の私の心は、もう図書館に行く力もない位よわりきってしまいました。
— 夢野久作 『押絵の奇蹟』 青空文庫
しかし、敵は電気鳩にやられてよわりきっていましたので、わけなく上陸できたそうです。
— 海野十三 『電気鳩』 青空文庫
「二つの庭」にあるすべては、それらの問題をわりきってしまった者として生きる作家としての自分、などという風な高邁な気風に立って、蜿蜒としてよこたわる中産階級の崩壊の過程と人間変革のテーマを扱う能力は文学的にないし、人間的にない。
— 宮本百合子 『心に疼く欲求がある』 青空文庫
「父の代からお願いしたのに、今度は孫が嫁を貰おうとしていますから、是非それまでに一つ」というようなこともいわれますと、どうも断わりきれなくなりまして、まあそれだけ一つと描き始めます。
— ――皇太后陛下御下命画に二十一年間の精進をこめて上納―― 『画筆に生きる五十年』 青空文庫
作例 · 標準
キャンプファイヤーのために、斧を使って太い丸太を割り木にする。
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冬の間、暖炉で燃やす割り木をたくさん用意しておいた。
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小屋の裏には、きれいに積まれた割り木が並んでいた。
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