蚕紙
さんし
名詞
標準
silkworm-egg paper
文例 · 用例
自分は子供の時に蜂を怒らせて耳たぶを刺され、さんしちの葉をもんですりつけた事を想い出したりした。
— 寺田寅彦 『小さな出来事』 青空文庫
」 すると向うのすすきの中から、荷物をたくさんしょって、顔をまっかにしておかみさんたちが三人出て来ました。
— 宮沢賢治 『狼森と笊森、盗森』 青空文庫
」 すると向ふのすゝきの中から、荷物をたくさんしよつて、顔をまつかにしておかみさんたちが三人出て来ました。
— 宮沢賢治 『狼森と笊森、盗森』 青空文庫
お父さんしばらくいらしてもいいんでしょう。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
だって、学生さんは、それはそれはおもしろいお話を、たくさんしてくれますからね。
— ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 『イーダちゃんのお花』 青空文庫
薄闇の濕地にかげをひいてぞくぞくと這へる羊齒植物 爬蟲類蛇 とかげ ゐもり 蛙 さんしようをの類。
— 萩原朔太郎 『青猫』 青空文庫
こんな薄汚いなりをして、Mさんしばらく、などと何の用も無いのに卑屈に笑つて声をかけたら、Mさんはぎよつとして、こいついよいよ東京を食ひつめて、金でも借りに来たんぢやないか、などと思やすまいか。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
さんしゆゆは東京に在つては、とさみづき、いぬのふぐりなどと共に春を告げる花である。
— 木下杢太郎 『本の装釘』 青空文庫
作例 · 標準
昔の養蚕農家では、蚕紙に産み付けられた蚕の卵を大切に保管していた。
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蚕紙は、蚕の品種改良や健全な孵化のために重要な役割を果たした。
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博物館で、江戸時代の貴重な蚕紙が展示されていた。
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ウィキペディア
蚕紙(さんし)は、蚕種(蚕の卵)が産み付けられた紙。蚕種紙(さんしゅし)、蚕卵紙(さんらんし)ともいう。専門の蚕種製造業者によって製造される。
出典: 蚕紙 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0