キャラコ
キャラコ
名詞
標準
calico (cloth)
文例 · 用例
大隊長とその附近にいた将校達は、丘の上に立ちながら、カーキ色の軍服を着け、同じ色の軍帽をかむった兵士の一団と、垢に黒くなった百姓服を着け、縁のない頭巾をかむった男や、薄いキャラコの平常着を纏った女や、短衣をつけた子供、無帽の老人の群れが、村に蠢き、右往左往しているのを眺めていた。
— 黒島伝治 『パルチザン・ウォルコフ』 青空文庫
傾斜面に倒れた縁なし帽や、ジャケツのあとから、また、ほかの汚れた短衣やキャラコの室内服の女や子供達が煙の下からつづいて息せき現れてきた。
— 黒島伝治 『パルチザン・ウォルコフ』 青空文庫
けれども彼は、煙の中を逃げ出して来る短衣やキャラコも、子供や親があることを考えた。
— 黒島伝治 『パルチザン・ウォルコフ』 青空文庫
有平糖の洋傘もいまは普通の赤と白とのキャラコです。
— 宮沢賢治 『チュウリップの幻術』 青空文庫
そのあとで陽がまたふっと消え、風が吹き、キャラコの洋傘はさびしくゆれます。
— 宮沢賢治 『チュウリップの幻術』 青空文庫
パンツも純白のキャラコである。
— 太宰治 『新郎』 青空文庫
服は廉物の白に花模様のキャラコの更紗で、何れも韃靼風のものかと思われた。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
そして下に掛けられたキャラコの白い布を引っ張って、生え際の所までかけた。
— 素木しづ 『青白き夢』 青空文庫
作例 · 標準
「このパッチワークのクッション、キャラコ生地の質感が素朴でインテリアに馴染むね」
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19世紀のドレスを再現するために、当時の風合いに近い更紗模様のキャラコを探している。
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裁縫が趣味の祖母から、使い込まれて柔らかくなったキャラコのハンカチを譲り受けた。
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