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黠智

黠智
名詞
1
標準
文例 · 用例
また鮫類にもその形竜蛇に似たるが多く、これも海中に竜ありてふ信念を増し進めた事疑いなし、梵名マカラ、内典に摩竭魚と訳す、その餌を捉るに黠智神のごとき故アフリカや太平洋諸島で殊に崇拝し、熊野の古老は夷神はその実鮫を祀りて鰹等を浜へ追い来るを祈るに基づくと言い、オランラウト人は鮫とう。
田原藤太竜宮入りの話 十二支考 青空文庫
いわく、太古ノア巨船に乗って洪水を免るるを、何がな災を好む天魔、錐を創製して船側を穿ち水浸りとなる、船中の輩急いで汲み出せども及ばず、上帝これを救わんとて、蛇に黠智を授けたから、『聖書』に蛇のごとく慧しといったのじゃ。
蛇に関する民俗と伝説 十二支考 青空文庫
アイモニエー曰く、猫|往昔虎に黠智と躍越法を教えたが特り糞を埋むる秘訣のみは伝えず、これを怨んで虎今に猫を嫉むとカンボジアの俗信ずと。
虎に関する史話と伝説民俗 十二支考 青空文庫