民本
みんぽん
名詞
標準
文例 · 用例
人格權ノ歴史的覺醒タル民主々義ガ哲學的根據ヲ缺如シタル民本主義トナリテ輸入サレツツアル「デモクラシー」。
— 北一輝 『日本改造法案大綱』 青空文庫
日本ノ講和委員ハ何ガ故ニ英米ト日本トガ國民精神ノ根本、國家組織ノ信念ヨリ異ニスル所以ヲ指摘シテ、日本國民本有ノ國家有機體的信仰ヲ彼等ニ訓ユルコトナカリシカ。
— 北一輝 『日本改造法案大綱』 青空文庫
この他に熊野参詣の街道にただ一つむかしの熊野の景色の一斑を留めたる大瀬の官林も、前年村民本宮に由緒ありと称する者に下げ戻されたり。
— 南方熊楠 『神社合祀に関する意見』 青空文庫
理解 民本主義は各自の覚醒から来たものでなければ本当ではない。
— 田山録弥 『心理の縦断』 青空文庫
この意味から僕は文壇諸君のぼんやりした民本主義や人道主義が好きだ。
— 大杉栄 『僕は精神が好きだ』 青空文庫
しかし法律学者や政治学者の民本呼ばわりや人道呼ばわりは大嫌いだ。
— 大杉栄 『僕は精神が好きだ』 青空文庫
たぶん今芸術の民本主義の時代を経過しつつ、一方にある君主らしい支配者が出現して新たな王朝をおこすのを待っているのであろう。
— 茶の本 『茶の本』 青空文庫
われわれのこの民本主義の時代においては、人は自己の感情には無頓着に世間一般から最も良いと考えられている物を得ようとかしましく騒ぐ。
— 茶の本 『茶の本』 青空文庫