白竜
はくりゅう
名詞
標準
文例 · 用例
善重氏は、文墨のたしなみがあり、菅原白竜山人のかけ幅や、板垣退助伯が清人霞錦如の絵に題字せられた幅物などを愛蔵せられて、私たちの見るに任せられた。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
黒潮騎士、美女の白竜馬をひしひしと囲んで両側二列を造る。
— 泉鏡花 『海神別荘』 青空文庫
それに船側に添って乱れて駛りのぼる青い腹の、まるで白竜のような新鮮な波の渦巻と潮※とをつくづくと俯瞰しては、何とか歌にまとめようと苦吟もして見た。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
古英国メルリン物語に地下の赤竜白竜相闘って城を崩し、ガイ・オヴ・ワーウィック譚にガイ竜獅と戦うを見、獅に加勢し竜を殪し獅感じてガイに随うこと忠犬のごとしとある。
— 田原藤太竜宮入りの話 『十二支考』 青空文庫
『続古事談』二に、古え狐を神とした社辺で狐を射た者あり、その罪の有無を諸卿が議した中に、大納言|経信卿は、白竜の魚、勢い預諸の密網に懸るとばかり言えりといったので、その人無罪になったとある。
— 犬に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
魚の形をせなんだら予且に白竜は射られぬはず、今王も万乗の位を棄て布衣の士と酒を飲まば、臣その予且の患いあらんを恐るといったので王すなわちやめた(『説苑』九)という故事を引いたのだ。
— 犬に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
その上から漁師の子が自分の衣を脱いで擲ち、あまねく夜叉の体を覆うと、狗ども夜叉を人と心得、寄り集まって食い尽したとある処が、白竜魚服して予且に射られた故事に似て居る。
— 犬に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
四川省の白竜山と云う山の中だと云ったが、その位置は口にしなかった。
— 田中貢太郎 『仙術修業』 青空文庫
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白竜 は、古代中国で、天上界の皇帝である天帝に仕えているとされた竜の一種。名前のとおり、全身の鱗が白い。
出典: 白竜 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0