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隠し金

かくしがね
名詞
1
標準
文例 · 用例
ここでも同じ様な狼藉が行われているのみか、壁の中に仕掛けられた額のうしろの隠し金庫が開かれ、現金千二百円というものが盗まれてしまった。
海野十三 赤外線男 青空文庫
これが夫人のいわゆる金庫、宝石類を入れておく、隠し金庫であった。
橘外男 グリュックスブルグ王室異聞 青空文庫
そして隠し金庫のあたりの床の上や、この居室入口の扉なぞ、あらゆる点に眼を配ってみたが、やはり外部から犯人の侵入した形跡は全然ない。
橘外男 グリュックスブルグ王室異聞 青空文庫
もちろん、例の隠し金庫の扉からも、指紋なぞは何ら検出されなかった。
橘外男 グリュックスブルグ王室異聞 青空文庫
案の定一見|鍛冶屋のごとく、時計師の仕事場のごとく、無数の錺職の道具、鞴、小型の電気炉等々、夫人の居間鏡台の陰に作られた、ドラーゲ公爵家同様、壁の中の隠し金庫――伯爵の書斎の書棚裏に拵えられた隠し金庫を探しても、宝石貴金属類は、もはや、まったく皆無であった。
橘外男 グリュックスブルグ王室異聞 青空文庫
スリムさんがいなかったら、隠し金山は見つけられなかったでしょう。
A Golden Argosy 玉手箱 青空文庫
意見を言わせてもらえば、隠し金の所に遺書も隠してあるのではないでしょうか」 ぼーっと空を見つめていた一同は一瞬、薄暮の水平線上に一条の希望の光が揺れるのを見た。
A Golden Argosy 玉手箱 青空文庫