説諭
せつゆ
名詞動詞-サ変動詞-他動詞名詞-の形容詞
標準
persuasion
文例 · 用例
ボーイが断罪となっても、主人は、自国人同志が、同胞愛で、罰金か、拘留か、説諭くらいですんじまう。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
すると父から非常にしかられて、早速今夜あやまりに行けと命ぜられ長者を辱めたというので懇々説諭された。
— 国木田独歩 『初恋』 青空文庫
仔細に観察すると、こいつ禁錮するほどのことはのうても、説諭位はして差支えないことを遣っとるから、掴み出して警察で発かすわい。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
すでにこないだも東の紙屋の若い奴が、桜木町である女と出来合って、意気事を極めるちゅうから、癪に障ってな、いろいろ験べたが何事もないで、為方がない、内に居る母親が寺|参をするのに木綿を着せて、汝が傾城買をするのに絹を纏うのは何たることじゃ、という廉をもって、説諭をくらわした。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
夜の女であったということも、充分罪にする理由だったが、雪子も充分改心して地道な生活にはいると誓ったので、刑事は説諭と始末書だけで、釈放することにした。
— 織田作之助 『夜光虫』 青空文庫
そんなものは教へてやつても説諭してやつても分りつこない。
— 夏目漱石 『鈴木三重吉宛書簡―明治三十九年』 青空文庫
単におどすばかりでなく、現在お兼ちゃんの実例があるのであるから、おなおさんも唯おとなしくおっ母さんの説諭を聞いていると、おっ母さんはふと思い出したようにおなおさんに訊いた。
— 岡本綺堂 『異妖編』 青空文庫
」 謝辞というより警告|乃至説諭に近い此の演説は、大成功だった。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
作例 · 標準
裁判官は若者に対し、二度と同じ過ちを繰り返さないようにと厳しく説諭した。
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警察署に呼び出された生徒は、先生や親がいる前でコンコンと説諭を受けた。
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部長はミスをした部下を頭ごなしに叱るのではなく、静かに説諭することで反省を促した。
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