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夏の盛り

なつのさかり
表現名詞
1
標準
height of summer
文例 · 用例
五 夏の盛りに虫送りという行事が行なわれる。
寺田寅彦 田園雑感 青空文庫
なるほど小金井は桜の名所、それで夏の盛りにその堤をのこのこ歩くもよそ目には愚かにみえるだろう、しかしそれはいまだ今の武蔵野の夏の日の光を知らぬ人の話である。
国木田独歩 武蔵野 青空文庫
夏の盛りであるにも係らず、レイン・コートでは涼し過ぎる位空氣が冷てゐた。
有島武郎 小さき影 青空文庫
ことしの春に中学を卒えたれば、あくる年の春には美術学校の入学試験をうけんといい、その準備のために川端画学校に通いいたるに、かりそめの感冒が大いなる禍の根を作りて、夏の盛りを三月あまりも病み臥して、秋|闌ならんとする頃に遂に空しくなりぬ。
――甲字楼日記の一節―― 叔父と甥と 青空文庫
それは六月の末、新暦で申せば七月の土用のうちですから、夏の盛りで暑いことおびたゞしい。
岡本綺堂 三浦老人昔話 青空文庫
秋の末のような薄ら寒い気候が農作に肝腎な夏の盛りのすべてを占めた。
田山花袋 トコヨゴヨミ 青空文庫
山蕗は夏の盛りに行つても、もつと遲く秋になつてからでも、柔かな旨いヤツが食はれる。
田山花袋 日光 青空文庫
ところが誘拐されましたので、はい今年の夏の盛りに。
国枝史郎 剣侠受難 青空文庫
作例 · 標準
夏の盛りには、毎日かき氷を食べるのが楽しみだ。
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夏の盛りを過ぎると、少しずつ涼しくなるのを感じる。
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暑い夏の盛りでも、公園の木陰は涼しかった。
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