輔翼
ほよく
名詞動詞-サ変
標準
aid
文例 · 用例
此於千金為輔翼之深者也。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
よく人心を收めて皇帝を輔翼し、間接には政治上の風波も平素皇后の徳に依て鎭靜するもの少なからずと云ふ。
— 福沢諭吉 『帝室論』 青空文庫
この上は、ただ自身に反省して、己を責め、私を去り、従前の非政を改め、至忠至公の誠心をもって天下と共に朝廷を輔翼し奉るのほかはない。
— 第一部下 『夜明け前』 青空文庫
冀クハ心ヲ同ジクシ力ヲ協セ余ガ及バザル所ヲ輔翼シ以テ聖旨ノ万分ノ一ニ報ズルコトアレト。
— 永井荷風 『下谷叢話』 青空文庫
その大学は日本固有の学問を基本として、これを輔翼するに西洋の諸学をもってし、その目的とするところは日本国の独立、日本人の独立、日本学の独立を期せざるべからず。
— 井上円了 『欧米各国 政教日記』 青空文庫
更にまた忘るべからざるは、今世に於ては物質的、精神的両文明は、互いに相|扶導輔翼してその困難を済い、その誤謬を匡し、各々その本性を発揮しつつあることも、文明の統一、人道の活躍、教育の独立に偉大なる効果の有ることである。
— 大隈重信 『日本の文明』 青空文庫
無智無識の青年輩が、糊口の策に苦んで何か依頼者あらば、之に依て己が目下の窮乏を救ひ、歳月を経過する内には、何か僥倖もあらんもの位にて、意を迎へ説を作て、附従するとも知らず、断金の交友と認め、他日志を得て、内閣を組織するの時には、股肱の輔翼となる者かと、馬鹿々々しき夢を楽むに外ならざるべし。
— 誰が日本民族の主人であるか 『天皇』 青空文庫
私は何氣なく衣袋を探つて、双眼鏡を取出し、度を合せて猶ほよく其甲板の工合を見やうとする、丁度此時先方の船でも、一個の船員らしい男が、船橋の上から一心に双眼鏡を我が船に向けて居つたが、不思議だ、私の視線と彼方の視線とが端なくも衝突すると、忽ち彼男は双眼鏡をかなぐり捨てゝ、乾顏に横を向いた。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
作例 · 標準
首相の側近として、彼は常に首相の政策決定を輔翼する役割を担っている。
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チームリーダーは、プロジェクトの成功のために、メンバー一人ひとりを輔翼することに努めた。
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彼の献身的な努力は、困難な状況にある人々にとって、まさに精神的な輔翼となった。
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