身の毛のよだつ
みのけのよだつ
表現Godan verb with 'tsu' ending
標準
hair-raising
文例 · 用例
どんな身の毛のよだつような男にしろ、嫉妬をあれほど妬かれるとあとに心が残るものさ」 若い芸妓たちは「姐さんの時代ののんきな話を聴いていると、私たちきょう日の働き方が熟々がつがつにおもえて、いやんなっちゃう」と云った。
— 岡本かの子 『老妓抄』 青空文庫
やや行き過ぎて若者の一人、いつもながら源叔父の今宵の様はいかに、若き女あの顔を見なばそのまま気絶やせんと囁けば相手は、明朝あの松が枝に翁の足のさがれるを見出さんもしれずという、二人は身の毛のよだつを覚えて振向けば翁が門にはもはや燈火見えざりき。
— 国木田独歩 『源おじ』 青空文庫
いっしょに見て歩いた学生ふうの男がこの案内者に「お前さんのように毎日朝から晩まで身の毛のよだつような話を繰り返していてそれでなんともありませんか」と意地の悪いことをきくと女はただ苦笑していました。
— 寺田寅彦 『先生への通信』 青空文庫
だいたい身の毛のよだつ言葉である。
— ――馬をさへ眺むる雪の朝かな―― 『碧眼托鉢』 青空文庫
いやはや、全くもう身の毛のよだつやうな有樣でございますて‥‥」 二人はすぐに階下の應接間へはいつて行つたが、寒々とした部屋ながらそこは家具一つ亂れてはゐなかつた。
— ――スウェーデンの殺人鬼―― 『死の接吻』 青空文庫
そのうえ夜になると両方の廊下から拷問の声が聞えるというので、十王殿に往く者は身の毛のよだつのがつねであった。
— 田中貢太郎 『陸判』 青空文庫
身の毛のよだつ死体が運ばれてから、部屋はすっきりしていた。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
だからこそこの犯罪に、身の毛のよだつものを感じるのだ。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
作例 · 標準
身の毛のよだつような事件が、この町で起こった。
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彼の話はいつも身の毛のよだつような内容だ。
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その身の毛のよだつような光景は、一生忘れられないだろう。
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