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鳴き出す

なきだす
動詞-五段-サ行動詞-自動詞
1
標準
to start singing (of birds, etc.)
文例 · 用例
上野の動物園の森で一度に鳴き出す色々の鳥類のけたたましい声が聞こえる。
寺田寅彦 病院風景 青空文庫
突然パーシの夜の鶏が戸外で鳴き出すと、アダはいらいらして、その他に別に用事はないかと私にたずねる。
吉行エイスケ 孟買挿話 青空文庫
風に林の鳴る音寂しく、梟が鳴き出す
岡本かの子 ある日の蓮月尼 青空文庫
するとあちらでもこちらでも、ぽう、ぽう、と鳥が眠そうに鳴き出すのでした。
宮沢賢治 グスコーブドリの伝記 青空文庫
「どうも橋らしい」 もう一度、試みに踏み直して、橋の袂へ乗り返すと、跫音とともに、忽ち鳴き出す
泉鏡花 海の使者 青空文庫
真赤なお天道さんが燃えあがる、雲がむくむく燥き出す、狂ひ出すと――吃驚しただが、畔の仔牛が鳴き出す、わあといふ声がする、村中で穀物を扱き出す、ぢつとして居らんねえ、俺ちも豆でも※るべえ。
北原白秋 畑の祭 青空文庫
蜩がそれに競わんとするごとく、また頻に鳴き出す――足許の深い谷から、その銀の鈴を揺上げると、峠から黄金の鐸を振下ろして、どこで結ばるともなく、ちりりりと行交うあたりは、目に見えぬ木の葉が舞い、霧が降る。
泉鏡花 星女郎 青空文庫
しかし又、その夕立のきびきびしていることは、今云うように土砂ぶりに降ってくるかと思うと、すぐにそれが通り過ぎて、元のように日が出る、涼しい風が吹いてくる、蝉が鳴き出すというようなわけでしたが、どうも此の頃の夕立は降るまえが忌に蒸して、あがり際がはっきりしないから、降っても一向に涼しくなりません。
雷獣と蛇 半七捕物帳 青空文庫
作例 · 標準
春の訪れと共に、庭の小鳥たちが楽しそうに鳴き出した
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目覚まし時計が鳴る前に、窓の外からセミが鳴き出した音で目が覚めた。
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新しいギターを手に入れた彼は、嬉しそうに音を鳴き出した
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