真竹
まだけ異読 マダケ
名詞
標準
Japanese timber bamboo (Phyllostachys bambusoides)
文例 · 用例
それは真竹の根の地上に三寸ばかり現はれた処に発してゐた。
— 木下杢太郎 『本の装釘』 青空文庫
食物には、筍は孟宗のシユンは過ぎて淡竹|真竹の歯切れのよい品種が私たちを迎へる。
— 岡本かの子 『初夏に座す』 青空文庫
……(これがうつくしい伯母さんのために出家した甥だと、墨染の袖に、その杜若の花ともあるべき処を)茗荷を掴み添えた、真竹の子の長い奴を、五六本ぶら下げていましたが、(じゃあ、米一升でどうじゃい。
— 泉鏡花 『河伯令嬢』 青空文庫
塙代与九郎宅の奥庭、落葉を一パイに沈めた泉水に近く、樫と赤松に囲まれた離れ座敷は、広島風の能古萱葺、網代の杉天井、真竹瓦の四方縁、茶室好みの水口を揃えて、青銅の釣燈籠、高取焼大手水鉢の配りなぞ、数寄者を驚かす凝った一構え……如何にも三百五十石の馬廻格には過ぎた風情であった。
— 夢野久作 『名君忠之』 青空文庫
が、これは真竹に限る。
— 国枝史郎 『天主閣の音』 青空文庫
真竹、孟宗の類は、この地方には十分に成長しません。
— 島崎藤村 『力餅』 青空文庫
礫が飛び土煙りが上がり、真竹が十本束になって切られ、婆裟と地上へ仆れて来た。
— 国枝史郎 『あさひの鎧』 青空文庫
――真竹の藪がさやさやと鳴った。
— 宮本百合子 『伸子』 青空文庫
作例 · 標準
庭の真竹が風に揺れ、心地よい音を立てていた。
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真竹のしなやかさを活かして、様々な竹細工が作られている。
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真竹の林を散策すると、心が洗われるようだ。
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