蔑
蔑
名詞
標準
文例 · 用例
乍併さういふ意味に於て歌の価値を認めるのは、吾輩の考へでは、歌といふものを余りに侮蔑した見方であると思ふのである。
— 伊藤左千夫 『『悲しき玩具』を読む』 青空文庫
)単に詩壇が詩壇として軽蔑されているのではない。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
それは自然主義の言語に於ける、センチメンタリズムという響の中に、無限の軽蔑を以て考えられた。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
ただしかし、だれにも明白に解ることは、そのどっちも真に持たない人間は、芸術家としてのヒューマニチイがないのであって、どんな批判の立場に於ても、軽蔑にしか価しないと言うことである。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
しかもこの大先生が、民衆を軽蔑すればするほど、いよいよ彼の偽らざる本性が、公衆の一味徒党であることが解ってくる。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
たれでも我々は、こういう芸術を軽蔑する。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
それ故に吾人は、民衆に対して二つの別な感情――愛と軽蔑と――を、同時に矛盾して持たざるを得ないのである。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
だが誤解する勿れ、著者は民衆に諂らうところの民衆主義者でなく、逆に彼等を罵倒し、軽蔑するところの民衆主義者だ。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫