反俗
はんぞく
名詞
標準
resistance to convention
文例 · 用例
しかし、すくなくと反俗であり、そして、よしんば邪道とはいえ、新しい小説のスタイルを作りあげようという僕の意図は、うぬぼれでなしに、読みとれる筈だ。
— 織田作之助 『文学的饒舌』 青空文庫
信吉の意に適っているのは、野放図、破天荒、横紙破り、常規を逸したもの、破目を外したもの、尻尾を出すこと――いわゆる反俗精神の裏づけあるものに限られていた。
— 織田作之助 『夜の構図』 青空文庫
そこへもつて来て、文学本来の反俗的な精神と云ふものが、一般に使ひ古されてゐる表現を必要以上に毛嫌ひをする傾向を生んだのであります。
— 岸田國士 『文学者の一人として見た現代日本語』 青空文庫
文学の本筋をゆく坂口安吾選集佐藤春夫 坂口安吾の文学はいささか奇矯で反俗的なところはあつても、文学としては少しも病的なものではなく、高邁な精神をひそめたすぐれたものと思ふ。
— 坂口安吾選集 『文学の本筋をゆく』 青空文庫
彼らの友愛は、ラ・ボエシの自由の精神、反俗精神がもとで結ばれたと言えるであろう。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
だからモンテーニュは、ラ・ボエシの自主独立の反俗精神を、別の方法で宣布しようとする。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
作例 · 標準
彼の作品には、既存の価値観への反俗の精神が強く表れている。
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芸術家は常に反俗の意識を持ち続けるべきだ。
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彼女のライフスタイルは、まさに反俗の生き方だった。
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