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技芸員

ぎげいいん
名詞
1
標準
文例 · 用例
先日新規に帝室技芸員が幾人か任命せられた。
大正六(一九一七)年 茶話 青空文庫
技芸員はみんなその道に巧者な人達で、各自に何か製作を拵へてゐるらしいが、そんな極つた仕事の外に、時々笑ひ話の材料を蒔く事をも忘れない。
大正六(一九一七)年 茶話 青空文庫
新帝室技芸員の一人に富岡鉄斎翁が居る。
大正六(一九一七)年 茶話 青空文庫
その背中の下の方には現在の帝室技芸員で、帝展の審査員として日本一の有名な彫塑家、朝倉星雲氏のお名前がハッキリと彫り込んで在るのでした。
夢野久作 少女地獄 青空文庫
楳嶺塾は京都新町姉小路にあって、当時幸野楳嶺といえば京都画壇というよりは日本画壇の重鎮として帝室技芸員という最高の名誉を担っていられ、その門下にもすでに大家の列に加っている方々もいられた。
上村松園 三人の師 青空文庫
何でも暫くお出入りをとめられていられたのが、丁度楳嶺先生が帝室技芸員になられて近くお祝をしようということになり、こんな芽出度い折りに塾の先輩が揃わぬのはいかぬというので、高谷簡堂などという楳嶺先生と親しい方が間に入られて仲裁なさったので、丁度その時お揃いで御挨拶に来ていられた所だったのでした。
上村松園 昔のことなど 青空文庫
当時の楓湖氏は今日の帝室技芸員の松本楓湖先生のことで、私よりもさらに五、六年も老齢ではあるが、壮健で谷中清水町に住まっておられます。
店初まっての大作をしたはなし 幕末維新懐古談 青空文庫
この技芸員を拝命したということは、当時の官制にいろいろ新しい制度が出来て、その新しいことにわれわれが打っ附かったのであって、新しい制度がどういう風に出来たかということは一向知りません。
帝室技芸員の事 幕末維新懐古談 青空文庫