緊急動議
きんきゅうどうぎ
名詞
標準
urgent motion
文例 · 用例
○いざり一、(神妙に)敬意を払ひませう、若い時代に、刃向ふ古いものは、犬に喰はれますから、(突拍子もない高い声)諸君、緊急動議を提出します。
— 小熊秀雄 『きのふは嵐けふは晴天』 青空文庫
」と、たちまち一せいに拍手があって、若侍は半分は好意的に、あと半分はいま紅閨にお妙を擁しているであろうことを岡焼的に、この緊急動議を決定してしまった。
— 海野十三 『くろがね天狗』 青空文庫
とにかく、道庵先生だけが急に胆吹入りという模様がえになったために、この際、草津の姥ヶ餅の別室で、安直、金茶の一行に一つの緊急動議が持ち出されました。
— 胆吹の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
神尾の面付の緊張しているのと、その発言の甲走っていることによって察すれば、何かこの男が緊急動議を提出するものらしい。
— 慢心和尚の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
正造が降壇すると、二百五十八番の折田兼助がぬッと立ちあがって、緊急動議と叫んだ。
— 大鹿卓 『渡良瀬川』 青空文庫
工藤が降壇するのを見ると、門馬尚経がただちに「緊急動議があります」と叫んだ。
— 大鹿卓 『渡良瀬川』 青空文庫
その後で井上五郎から緊急動議がでて、正造はついに懲罰委員に附せられることになった。
— 大鹿卓 『渡良瀬川』 青空文庫
いよいよ会期を延期してこれを議することとなり、三月四日の衆議院で星亨から緊急動議が出た。
— 大鹿卓 『渡良瀬川』 青空文庫